作品情報
タイトル:しろ と くろ
作者:新井 洋行さん
出版社:岩崎書店
あらすじ
大きなストーリーはありません。
「しろ」と「くろ」が
ぐるぐるとまざったり
きゅーっとちぢまったり
ぼんっとはじけたり
そんな感じです。
ストーリーを理解させたい方にはおすすめできません🙅♀️
絵を見て、次にどんな展開になるのかを考えさせたり、親子でページをめくる楽しさを感じさせたりするなら非常におすすめだと思います✨
おすすめポイント
①生まれたての赤ちゃんの目線に合わせた色使い
生まれたての赤ちゃんは、白や黒の濃い/薄いをぼんやりと認識できる程度の色覚しかもっていません。
どんなにカラフルな色使いで描かれた絵本でも、赤ちゃんが認識できなければ楽しむことはできません。
そういった点で、白と黒の2色だけで描かれているこの絵本は、生まれたての赤ちゃんでも楽しめるようにという作者の思いが伝わってくる作品だといえます。
②大人が赤ちゃんの世界を知る手がかりになる。
①にも関係してきますが、生まれたての赤ちゃんが見ている世界は、私たちとは全然違います。
私も、この絵本に出会うまで、赤ちゃんが白と黒しかわからないなんて知りませんでした😮💦
てっきり、赤とか黄色のようなはっきりとした色が分かりやすいと思っていたのですが、その前の段階があったんですね~🤔
この本をきっかけに、ベビー用品の色使いについて少し考えるようになりました✨
この本に出合っていなければ、もしかしたら大人の思い込みで、いっちゃんが全然楽しめない絵本を与えていたかもしれません💦
他にも、絵本の中には、あかちゃんの好きな形や表情がたくさん出てきます。
子どもといっしょに絵本を読みながら
「赤ちゃんってこんなのが好きなんだなぁ」
と考えるいいきっかけになると思います。
特に、初めて子育てをするママやパパの強い味方になってくれますよ😄
③ページが厚く、破れにくい
この絵本は見開き12ページで終わるのですが、1ページ1ページが分厚くなっています。
なので、赤ちゃんが握ったり、なめたり、噛んだりしても、なかなか破れません😮
さらに、自分でめくれるようになると、指のひっかかりが大きいので、とてもめくりやすそうです🎶
生まれてすぐから、大きくなるまでずっと楽しめる絵本だと思います💕
いっちゃんの反応
生まれてすぐの頃、何冊か絵本を読んであげたのですが、一番反応が良かったのがこの『しろ と くろ』でした。
きっと何を読まれているのかは分からなかったのでしょうが、手を伸ばして一生懸命さわろうとしていました👶✋
現在いっちゃんは1歳を過ぎましたが、今でも大好きな本の1冊です。
今では自分で本棚から出してきて、ひとりでページをめくっています🫢
私やおとーさんのところにもってきて、「読んで👶」と渡してくることもあります。
そんな時は最後まで楽しそうに聞いてくれて、もう1回をおねだりしてくることも✨
最近は「しろ」や「くろ」にチュー💕するようにもなりました🤗
おわりに
あかちゃんにとっても、新米ママ・パパにとっても、はじめの一歩になる素敵な絵本だとおもいます📖
ページも見開きで12ページと少なく、各ページの文字も一言だけなので、読み聞かせにちょうどいいです😊
ねんね前の1冊にいかがでしょうか🌙💤
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